七田校長は言われます。
「1~2歳の赤ちゃんは、親の言葉を正しく理解し、
それに従って自分の行動を統御することが
まだよくできません。
『やめなさい』と言っても
赤ちゃんの頭脳は
すぐそれに従うようにはなっていないのです。
それなのに、お母さんは子どもが
言葉を理解するようになると
自分の言っていることが全部子どもに
理解されるものだと思ってしまい
理解しているのにそれを聞かないのは
悪い子だと思ってしまいます。
旧ソビエトの心理学者ルリアは
1~2歳の赤ちゃんに
『ボタンを押しなさい』と言うと
絶え間なく押し続ける傾向があるのを
発見しました。
つまり、いったんある動作が始まると
それを制止することができない傾向があるというのです。
ルリアはこのような動作をやめさせるには
別の動作の指示を与えるのが良いと言っています。
悪いことだからやめさせようと思う時は
『それは悪いことだからやめなさい』
と言うよりも、他のいいことをさせるように
そちらに気を向かせることが
大切なのです。
成長していく子どもに反抗期があるのは
自然なことです。
それは、子どもが今までの受身一方の姿から
自我というものを作り始めた自己拡張の姿への変身を
示すものだからです。」
教室のお母様から、
「今までは何でも言うことを聞いてくれていたのに
急にイヤ、イヤを言うようになって困ります。」
と言う相談を受けます。
そんな時はまず
「おめでとうございます!それは成長した証ですよ。
お母様が反抗期は成長した証と理解し
ゆったりした気持ちで子どもに接すると
半年もしないうちにまた素直な子どもに
もどりますよ。」
とアドバイスします。
わが子も1~2歳の時イヤイヤいう時期がありました。
そんな時よく使って効果があったのは
二者選択させる方法でした。
「〇〇に行くよ。」
「イヤ」
「AとBとどっちのおもちゃを持っていく?」
「A」
子どもはAのおもちゃを持って〇〇に行ってくれました。
小学校に入って
自分の意志が出てくるようになると
家族で行動する時はなるべく話し合って
それぞれの意志を尊重し合うようにしています。
